OutSystems 11で導入されたコンテナ機能についてのメモです。
Personal Environmentでテストできない機能なので、情報をまとめただけです。
Table of Contents
概要
OutSystems 11でのコンテナ機能は、アプリケーションのみをコンテナに配置できる機能です。DBはコンテナ化できません。
Deployment Zone(アプリケーションを特定のサーバのみに配置できるZone機能の光景のようです)を作成し、Hosting Technologyとして、コンテナ基盤(DockerかPivotal Cloud Factory)を指定します。
アプリケーションをこのDeployment Zoneに配置することでコンテナに配備できます。1コンテナに配置できるアプリケーションは一つのみ。
Windowsコンテナのみで動作可能です。
開発環境では利用できない点にも注意。OutSystems Cloudでも利用できません。
TechPreviewという扱いなので、利用したい場合は、OutSystemsにメールでリクエストする必要あり。
公式ブログ
A Container For Your App, My Dear!
コンテナ機能の概略をつかむには、この記事の「The Beginning of a Long Quest」より下のあたりを見るといいと思います。
reference network architectureの画像をみると、DBはコンテナでない場所におくことや、通常のDeployment ZoneとコンテナのDeployment ZoneにLBで振り分ける様子が見えて参考になると思います。
動画
2018年の開発者向けイベントODC(OutSystems Developer Conference)から2つ紹介します。公式サイトのLearn>Training>Tech Talksから。
- Containers, Containers Everywhere!
- Features and Trendsのカテゴリ内
- Deployment Zoneを作るところから説明がある
- コンテナに内部でアクセスするためのURL設定がDeployment Zoneにある
- DBのコンテナ対応は要望次第とのこと
- Optimizing Your Infrastructure
- DevOpsカテゴリ内
- 全体的にはOutSystemsでスケールアップをどう対応するかの話
- 17分くらいからコンテナの話題
ドキュメント
- Deploying to Containers ←(2022/3/21 リンク切れにつき、リンク削除)
- 公式ドキュメント
- 詳細な情報はここで
- Container Deployment Technical Preview Program
- コンテナ機能がTechPreviewであることを説明
- 利用したい方はここの情報を確認して連絡をする必要があります