2024/09/10 (火) にあったOSUG Tokyoのイベントで登壇してきたのでその関連情報をメモ。
今年はDeveloper Days Tokyoと7/25のOSUGTokyoに続いて3回目。オフラインのみのイベントで参加者が50人を超える結構な規模。
オフラインのみのイベントなので残念ながら録画の公開はないが、充実した発表が多かった。
Table of Contents
スライド
片野さんのセッションもスライド公開されていた:O11?ODC?一体何が違うのさ?
概要
今回のイベントはOutSystems初心者をテーマにしたもので、その一環として認定試験の解説を行った。
内容は概ね以下の通り。
- OutSystemsの認定試験はどんなものか
- どう準備すれば合格できるか
- どう役に立つか
補足:受験する試験を決める流れ(推奨)
開発者を想定して、受験する試験をどう決めるか、推奨の流れをまとめておく。
トラックを決める
以下の3つのトラックのどれを選ぶかをまず決める。
- ODC
- OutSystems 11 (Reactive Web App/Mobile App)
- OutSystems 11 (Traditional Web)
まず、参加中、あるいはこれから参加するプロジェクトが決まっている場合はそのプロジェクトのトラックが当然ながら優先。
そうでない場合、2024/09時点では
- 自社等で操作可能なODCが用意できる場合はODCがよい(今後の中心なので)
- 環境が用意できない場合は「OutSystems 11 (Reactive Web App/Mobile App)」がお勧め。無料の個人環境であるPersonal Environmentで試せるので
では、Traditional Webはどういう人が取るかというと、他の試験を全部取ってしまったら、Expertレベル(最高レベル)の認定を欲しい人だけがとればよい(どちらかというと趣味的)。
トラック内で受ける順番を決める
どのトラックでも、最初にAssociateレベルの試験を受けることになる。
その後、Professionalレベルの前提となるSpecialization試験を受けていくが、お勧めはアプリケーションの基本構成を設計する、あるいは設計を理解するのに役に立つのでArchitectureのSpecializationを。続いてWebのProfessionalレベルの前提条件となるSpecializationを受けていくとよい。