OutSystems 11にあったAI Mentor System(AIMS)がODCにもリリースされたので、現時点(2024/09/24)の情報をメモしておく。
AIMSは、あらかじめ定められたパターンに従ってプログラムを評価し、改善すべきポイントを示してくれる。
Table of Contents
機能の場所
ODC Portalのサイドメニューから、ANALYZE > Code qualityと選択。
ODCのAI Mentor Systemはもう見られるようです。
(ちょっと前にOrganization Roleの権限としてAI Mentor System用のものが追加されています。恐らくこのページを見るのにチェックが必要と思うので注意して下さい) pic.twitter.com/yjMwnheSlN— Junji Watanabe (@JyunjiW) September 23, 2024
リリース情報
Release Notes(18日付)
OutSystems Developer Cloud – OutSystems Support
Product Updateとかぶる部分が多いので引用は省略。
RPORT-2718の番号がつけられている。
Product Update(23日付)
AI Mentor System now available on ODC
結構長いので抜粋して紹介(最初の強調は元の文章でも強調されていた。残りの2つは私が強調した)。
- ODC Portalのメニューから開く
- 12時間ごとにレビューが行われる
- メンテナンス性・セキュリティ・パフォーマンスの観点でチェックする
(前略) With the release of AIMS for ODC, developers gain access to a new Code Quality console in the ODC Portal. This console highlights the findings from the AI Mentor System, which automatically runs comprehensive code reviews every twelve hours to detect issues such as unused code and other problematic patterns. Leveraging advanced AI algorithms, AIMS performs in-depth code analysis across key dimensions— maintainability, security, and performance: (後略)
ドキュメント
サブページも含めて気になるポイントを挙げると、
- 評価は12時間に1回自動で行われる
- 評価はDevelopment stageで行われる
- 評価のカテゴリーは、Performance、Architecture、Maintainability、Security → Product Updateには無かったArchitectureが含まれる
- 評価対象は、各Appの最新バージョンで前回のチェック時(12時間前と思われる)と相違があるもの
- ODC Portal上でCode qualityのページを開いたら、まず機能のActivateをする必要がある
- 解決された問題は、90日しか保持されない
- あとから追加されたCode Pattern (評価する各ルールのこと)は、対象AppをPublishするまで既存Appに該当する実装があってもチェックに引っかからない
- Code qualityページには前回チェック日時と次回チェックタイミングまでの時間が表示される
- Code patternはカテゴリ毎にまとめられたドキュメントページがあるが、2024/09/24時点では、Architectureに該当するパターンのページはない