2021/12のOutSystems愛知ユーザー会に参加しました。
主なセッションのメモ、また、LTで話したのでそのスライドです。
なお、愛知ユーザー会は、今後3ヶ月程度に1回開催していく予定とのことでした。
Table of Contents
セッションのメモ
OSDCリキャップ
今年行われたOSDC1日目・2日目のキーノートの内容を主に解説する内容でした。
OSDCは、その前の日に行われたNext Stepがビジネス系の話題であるのに対し、技術系のセッションをまとめたイベントです。
日本語で内容を聞けるのがポイントですね。
特に1日目は、おそらくこれから主流になっているであろうProject Neoについてなので重要。
LT
アプリケーション内にモジュールを作りすぎるとどうなるかという問題。
1アプリケーションに、あまりにも多くのモジュールがあると、
- 保守時にどこに修正対象の要素があるのかを探しにくくなる(Service Studio上でモジュールを開かなければならず結構時間がかかる)
- 要素を参照するときにも探しにくくなる
- アーキテクチャの設計をきちんとしているのか不安になる
等気になることはたくさんあります。
ただ、LTで話された、リリース時間が伸びてしまう、という問題は(アーキテクチャ設計の結果としてあまりやらないので)盲点でした。
レビューで、アプリケーション内のモジュールが多すぎると感じたときはなるべく注意していましたが、ますますその必要性が高まったという印象。
もう1つのLTでは、OutSystemsではNullという概念が基本的に存在しないという点についての解説されていました。
ここは、他の言語での開発を経験している人にとって盲点になりうるので、OutSystems開発の初心者は以下のQiitaに投稿された同じテーマのAdvent Calendar参加記事で復習しておくといいです。
発表スライド
いつも通りのGoogleスライド。
OutSystemsにおける静的解析の選択肢と、OutDocを使った静的解析方法について。
2021/12/23に発表がありましたが、今後はUser Groupで発表をしたい人は、
https://usergroups.outsystems.com/call-for-speakers/
で、内容を登録して連絡を待つ、という形式にになるそうです(LTではなくメインのセッション)。