新認定試験:Web Developer Specialist (ODC)

久しぶりに、新しい認定試験がリリースされたので、その情報をまとめる。

OutSystems 11にもあったWeb Developer SpecialistのODC版。

OutSystems認定資格の一般論

以前、User Groupで話した時のスライドを参照。

位置付け

Specializationの試験で、ODCのProfessional認定を受けるための3つの条件の1つ。

3つの条件は、それぞれArchitecture Specialist、Web Developer Specialist(この認定)、あと2025/01時点では未発表のもの。

Introducing the new ODC Web Developer Specialist (Forum上のAnnouncement)

が、OutSystems Forum上の発表だが、O11のWeb Developer Specialistであり、Get Ready for the Web Developer Specialist Exam(名前が微妙に違うが、リンクされているページだし、このコースであっていると思われる)を完了すると自動でもらえるとのこと。

You do not need to take this exam if you are an O11 Web Developer Specialist! You can complete the “Get Ready for Web Developer Specialization” guided path and automatically receive the ODC Web Developer Specialist badge!

なお、私は条件を満たしているはずだが、自動でもらえなかったので試験を受けて認定をもらった。

試験情報・サンプル問題について

以前の試験は、認定試験ページからzipファイルとでこれらの情報をダウンロードできたのだが、この試験は↑にもリンクを貼ったGet Ready for the Web Developer Specialist Examに、試験情報(Detail Sheet)・試験勉強用ページ・サンプル問題全てが含まれるようになった。

受験には、ODC Associate Developer の認定を受けていることが必要。

Qiitaにサンプル問題の解説を書いたので参考までに。

[OutSystems]Web Developer Specialization (ODC)のサンプル問題について解説 1/2 (#1-#5)

[OutSystems]Web Developer Specialization (ODC)のサンプル問題について解説 2/2 (#6-#10)

試験範囲について

以下が、試験の出題カテゴリ。Associateから一段開発者として踏み込んだ知識という印象。普段の開発でも使う知識なので、開発メンバー(アーキテクチャ設計まではしない層)であれば、Architecture Specialistより優先しても良さそう。内容からして、多分こちらの方が取りやすい。

– Asynchronous Processes
– Best Practices
– Screens and Blocks Lifecycle
– Exception/Transaction Handling
– Integrations
– REST APIs
– Troubleshooting
– Work in Teams

なお、各問題は、確実に回答を絞り込めないような曖昧な設定のものが結構含まれるので余裕を持って合格できるだけの準備をしておくのがおすすめ。

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