たまに、OutSystemsの試験に合格するのに必要な勉強量を聞かれることがあるので、まとめておく。
なお、私の受験経験は、2022/3/21時点で以下の通り。
Table of Contents
OutSystemsの試験とは
公式に開催される試験で、試験に合格すると対応する認定を受けられる。
試験は、レベルによってAssociate、Professional、Expertに分かれる。
以下は、Associate Traditional Web Developerの試験情報。
各試験の詳細情報
上記試験情報の「Exam details」リンクをクリックすると、各試験の詳細情報PDFファイルとサンプル試験PDFをダウンロードできる。
試験情報は
- 試験時間
- 試験カテゴリと出題数
- 試験準備用ドキュメント・動画へのリンク
など。サンプル試験は8-20題(試験の種類により異なる)。これまで受験してきた経験からいうと、問題のレベルは本番の問題と大体一致している。
なお、動画のコースにQuizというセクションがあるが、そちらは実際の試験よりはかなり簡単なので注意。
試験申し込み
上記試験情報右上のScheduleボタンをクリックすると、受験申し込みできる。
この方法で申し込むと、オンラインかPrometricの試験会場で受験することになる。
また、パートナー企業が開催する試験もある。
試験準備
試験情報PDFのPreparationセクションで十分
私のこれまでの受験経験でいうと、試験情報PDFのPreparationセクションに含まれるリンクを全て学習することで十分な準備ができる。
Preparationの先頭に対応するGuided Path(テーマごとに公式動画をいくつかセットにしたもの)に最も力を入れるといい。
準備も、ただ一通り動画を見て、ドキュメントを読むだけではなく、学生時代の勉強のように単語帳作るなどして力を入れる必要はある。
また、Personal Environmentで試せるものについては、実際にリソースに示された操作をしてみるのも重要(試験のために)。
サンプル試験
試験情報と一緒にダウンロードできるPDFに含まれる。
試験問題と解答のセット。残念ながら解説はついていない。
このサンプル試験は、問題のレベルを知るのにちょうどよいので、一通り素材の勉強を終えたあとに是非やっておきたい。なお、問題数が少ないので、サンプル試験だけを対策することで合格するのは無理だと思われる。
いくつかの試験については、Qiitaに解説を投稿してあるので、参考までに。
(Qiitaで「[OutSystems 試験](https://qiita.com/search?q=outsystems+%E8%A9%A6%E9%A8%93&sort=created)」等で検索)
Associate Reactiveの例:
- Associate Reactive Developerのサンプル問題について解説 1/4
- Associate Reactive Developerのサンプル問題について解説 2/4
- Associate Reactive Developerのサンプル問題について解説 3/4
- Associate Reactive Developerのサンプル問題について解説 4/4
Bootcampは必須か?
OutSystemsの推奨は、対応するBootcampを受けることだが、個人的な経験(Bootcampを受けてから受験した試験はないが、各種試験に合格できた)では必須ではない。
オンライン試験
オンラインで受験する場合、利用しているPCに専用のソフトウェアをインストールし、カンニングできないような状態にして、自宅や自社オフィスから受験できます。
インターネット経由でオンライン試験受験のサービスに接続し、先方のオペレーターとつないで試験を実行します。
注意点として
- ソフトウェアをインストールして向こうから制御できる状態にするため、業務用PCは注意が必要
- 英語の記載がある身分証明書がないと手間取るかも
- カメラで部屋の中を写すステップがある(これもカンニング防止の為)
- オペレーターは英語で話してくる。チャットも使えるが……
- 試験終了時にオペレーターとうまく連絡が取れずに時間経過をただ待つだけ、みたいな状況になったことが2回ある
他の人の受験体験談
プロジェクト経験数ヶ月+数時間の勉強で合格したとのこと(Associate Reactive Developer)。
Associate Reactive Developer合格した人の、受験の体験記。プロジェクト経験数ヶ月+数時間の勉強で合格したとのこと。
OutSystemsの資格試験を受験しました https://t.co/xTmnp5QomF #Qiita via @nanaki11
— Junji Watanabe (@JyunjiW) March 13, 2022