OutSystems公式のWebアプリケーション開発トレーニングコースについてのメモです。
このコースは、動画講義、学んだ知識を確認するQuiz、Exercise(直前の動画講義で学んだ内容を実際にアプリケーションを作ることで学ぶ)資料からなります。
その中で、主にExerciseについてのメモです。初めてOutSystemsに触る人にはわかりにくそうかなと思ったところについて書いています。
Developing Web Apps (OutSystems 11)
Table of Contents
コース自体についてのTips
このコースについては、動画講義に日本語字幕をつけられます。
Quizは短いので、わからないところをコピー&ペーストでGoogle翻訳にかけるといいでしょう。
Exerciseについてはかなりのページ数のPDFで提供されるので、Google翻訳の「ドキュメント」でファイルを翻訳するといくらかわかりやすいかもしれません。2019/9/16時点で試したときは、訳文にわかりにくい部分が結構ありました。
Creating a Web Application Exercise
- 環境が既にある前提になっています。会社からOutSystems環境の提供を受ける人以外は、Personal Environment(無料)を作っておきましょう。コースの先頭にも少し書いてありますが、ここでアカウント登録、Personal Environment作成、Service Studio(開発ツール)インストールまで済ませてからExerciseを始めましょう
- Service StudioのUIが教材PDFのスクリーンショットと異なっています。Service Studioは頻繁なアップデートが行われているので、追いついていないようですね
- モジュール名に_<initials>をつけるようにとなっていますが、Personal Environmentでやる人は名前がかぶらないので、この部分は無視してよい
- p11で”OSMDb”とダブルクォートで囲むのは、Text型であるため。Text型のデータを返すActionであるため、Output parameter にText型の値を設定している。OutSystemsの基本データ型
Modeling Data Exercise
- EntityはRDBのテーブルに対応するもの
- Static Entityはプログラミング言語のenumのように使うもの。ただし実態はDB内にある。開発時にその値が実際に存在するかを文法チェックで見てくれる。DBにあるのでEntityとJoinもできる
- Expose Readonlyは、PublicなEntityを外部モジュールから更新できないようにするかどうかを指定する。デフォルトはNoで、この場合外部モジュールは、Entityに付属するCRUD系操作についてはReadのみ可能になる。標準的にはNoにして、更新処理用のPublicなServer Actionを作ることが勧められる