2018の第2四半期の改善点がまとめられていたので、確認してみました。
どれも少しずつ便利になる改善点です。正直、やってみると、前できなかったんだっけ? と混乱するようなもとからあってもよさそうな機能ですね。
https://www.outsystems.com/blog/posts/quarterly-highlights_outsystems-ide-q2-2018/
ScreenやAction絞り込み時に最初の結果に自動フォーカス
(Select Screen)とか(Select Action)などのダイアログで検索文字列を入力すると、表示が文字列とマッチする結果に絞り込まれますが、最初のマッチに自動でフォーカスが当たる改善。検索ワードを入れて十分に絞り込めれば、そのままEnterキー入力をすればよくなりますね。
例えば、LinkのDestinationとなるScreen選択時に、以下のようなダイアログが出ますが、
HomePageを選択しようと思って、「ho」とか入れるとマッチする結果だけに絞り込まれますが、この時ついでに最初の1件(この場合は1件しかないので目的の「HomePage」)が自動で選択されます。
このままEnterを押せばいいですね。ちょっと楽になります。
レコード変数ドロップ時に各Attribute名をAssignに自動設定
レコード変数をActionのFlow上にドラッグすると、変数の各AttributeをVariableの位置に設定した状態でAssignを作成してくれる。つまりあとは値(Value)だけを設定すればよいわけですね。手間が半分で済みます。
些細な変更ですが、同じことを繰り返すのはしんどいのでこれはいいですね。
Order Entityの変数をFlow上にドロップしようとしているところ。
こちらはドロップしたことで自動作成されたAssign。Entityの全AttributeがAssignmentsの下の自動で並べられています。
その他
上の2つは自分がすぐに使いそうなので別枠で上げましたが、ほかにも以下の変更があります。
アプリケーション一覧の画面に最近操作したモジュールのリストが(左側に)表示されるようになりました。アプリケーションをフォルダにまとめられるようにしてほしいですね。
Expression Editorの自動補完改善
Entity Diagramの自動整列
1-Clickパブリッシュするときに各ステップの実行時間が表示される