11月16日に開催されたOutSystemsの年次イベントNextStep 2022 2日目のメモ。
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NextStep 2022のメモ
Ionicについては具体的な話は無かった
前日のPauloさんのキーノートで、重要な動きの1つとして言及されていたIonicに付いては、具体的な話はなかった。
OutSystemsのCTOとIonicの創業者で話すセッション「Ionic and OutSystems: Bringing Open Source Mobile Development and High-Performance Low-Code Together」を聞いてみたが、Ionicの紹介と抽象的な話に終止していて、今後どうなるかのヒントは無かったと思う。
OpenTelemetry
OpenTelemetryというのは、ログやトレースのためのAPIやツールのセットらしい。
OutSystemsがOpenTelemetryに対応するというセッションがあった。「Application Performance Monitoring – OutSystems 11 & OpenTelemetry」というタイトル。
昨年のNextStepで発表されたときから、ODCはOpenTelemetryに対応することはわかっていたが、このセッションではOutSystems11でも対応するとのこと。
EAPは以下から申し込みできる。
https://www.outsystems.com/eap/
ソースコード抽出用API
OutSystemsはローコード製品なので、ロジックはアイコンを組み合わせてビジュアルに作成する。
このロジックを一端C#に変換し、さらにそれをバイナリにコンパイルさせて動作する。このC#(たぶん)コードを抽出するAPIをEAPで提供するとのこと。
このAPIを何に使うかというと、CI/CDのパイプラインからAPIを呼んでコードを取得し、そのコードを静的解析ツールにかけ、しきい値を越える指摘事項があったら中断させる、というような用途。
EAPの申込みは同じく以下
https://www.outsystems.com/eap/
その他の技術セッションについて
OutSystems以外から発表された技術的なセッションについては、具体性の強い話題であるため、タイトルを眺めてどんな物があるか把握しておいて、必要になったときに初めて見る感じでいいんじゃないかな。