Front-end Developer SpecializationのCertificationを受けたときに、CSSカテゴリの得点が低めだったので、CSSの入門書を読んでみました。
以下の人向けに良さそうです
- Front-end Developer Specializationを受験予定の開発者
- OutSystems開発者で、CSSを編集したりStyle Guideの作成に関わる人
入門書なので、既にCSSのデザイン等の経験がある人には恐らく物足りないと思います。
全体的な構成
HTML/CSSの知識もない人を対象に、
- 開発ツール(Visual Studio Code)のセットアップ
- HTMLの書き方
- CSSの書き方
を、具体的な課題を対象に指示に従ってコーディングし、結果をブラウザ上で確認しながらすすめるのがPart1-Part4。最後のPart5は、Webサイト製作者としての仕事の進め方や今後の勉強方法を解説。初心者向けに親切な構成ですが、Part5はOutSystems開発しかしない私にはあまり関係ないので、後で必要になったら見る予定にして、見ていません。
各課題について
課題ごとに、
- 何を実現しようとしているのか
- 書くべきコード
- 書いた後のあるべき姿のスクリーンショット(margin等についての図解付き)
があるので、初心者でもあまり迷わないんじゃないかと。
いくつか章を飛ばしても、前章までの作業を反映させたファイルが用意されているので学習に支障はないです。
OutSystems開発者向けの利用方法案
HTML部分は大体わかっていると思うので、軽く飛ばしながら、Part4までのCSS部分を手順に従ってすすめると良さそう。
OutSystems開発者であれば、CSSを本格的に編集することはめったに無い(Style Guideを設定する人は別ですね)です。CSSをどう書くか、どんなことができるかを手を動かして知っておけば、必要になったときに何を調べればいいのかわかって便利ですね。