スマートフォンでSharePointを開いたときにPC ビューを強制する

SharePoint 2013環境で、SharePointアドインに想定外のパラメータ(通常ついているSPHostUrlなどのパラメータがついていなかった)でリモートサーバに置いたWebアプリケーションにアクセスがありました。

このためにエラーが発生したので、何故そんな事になったのか調べてみました。

想定される問題発生の流れ

実際にアクセスした人には聞けていないので仮説ですが、

  1. モバイル ブラウザ ビューをオンにする(デフォルトでオンのようです)
  2. iPhoneでアクセスした人がモバイルビューでサイトを閲覧する
  3. モバイルビューではアプリとして追加したSharePointアドインも一覧に表示される
  4. ユーザがこのアドインのリンク(instance_idだけがパラメータのUrl)を直接開く

という流れで発生したのではないかと。

ユーザが普通に操作する画面上には、サイトのページライブラリのページにSharePointアドインを配置したものしかないはずなので。

というわけで、テスト環境はSharePointオンラインですが、モバイル ブラウザ ビューを無効にする手順です。

モバイル ブラウザ ビューを無効にする手順(2018/05/13確認)

まずはサイトの設定ができるユーザで対象サイトを開く。

サイト右上の歯車アイコン→サイトの設定を開く。

サイト機能の管理を開く(サイト単位で管理する機能について、有効/無効を設定する画面です)。

画面をスクロールしていくと、「モバイル ブラウザ ビュー」が見つかります。

該当行の一番右に「アクティブ」という文字が表示されていると、この機能は有効です。「非アクティブ化」をクリックして無効にします。

モバイル ブラウザ ビュー無効化によるiPhoneでの表示の変化

モバイル ブラウザ ビューが有効なときのサイトURL閲覧時の表示

モバイル ブラウザ ビューを無効にした時の表示

PCでみたときのほぼ同じ表示になっていますね。

iPhoneの画面では、小さすぎて操作は難しいですが。

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