VisualStudio 2013で開発をしていて、Moqを入れようとしたら、Dependenciesに含まれている「System.ValueTuple」がNuGet 2.12を要求していました。
VisualStudio 2013に最初から入っていたのが、NuGet 2.8だったのでバージョンを上げる手順を確認しました。
1.NuGetのバージョン確認
これはVisualStudioのバージョンによって方法が違うみたいですね。
2017で探してみたところ、Visual Studioのヘルプメニュー>Microsoft Visual Studio のバージョン情報を開いて、インストールされている製品欄で確認できました(※)。
2013の場合は手元に環境がないのでスクリーンショットがありませんが、Visual Studioのツールメニュー>拡張機能と更新プログラムを開いて、左のインストール済みからツールを選択。で確認できました。
2.NuGetのバージョンアップ
NuGetサイトへ行き、画面ジョブのDownloadsリンクをクリック。
VisualStudioのバージョン対応したNuGetのVSIXファイルをダウンロードします。
2018/1/14時点では、VisualStudio2013向けにはバージョン2.12だけがありました。
.vsixファイルはVisualStudioの拡張機能の展開用ファイルみたいです。
「System.ValueTuple」が要求しているバージョンがちょうど2.12以上ということだったので、これをダウンロードしてダブルクリックでインストールできます。
VisualStudioをインストール後に再起動したらバージョンアップできてました。
(※)ちなみに、Downloadsのページには、VisualStudio 2017からはNuGet Package Manager 4.x がVisuauStudioに含まれていて、アップデートもVisual Studio updateの一貫として行われると書いてあります。
よってこのページに書いた手順は、VisualStudio 2015までの手順ということになりますね。
1.でインストール済みバージョンを確認する際に、VisualStudio 2017は「Microsoft Visual Studio のバージョン情報」を利用するように変更されたのも、NuGet Package ManagerがVisualStudioの一部になったせいでしょうね。